Shonan Story
Shonan Story Photo by Jin Takuma

ビーチ・セレモニー
Ceremony

1999年8月6日に急逝した偉大なサーファー、ボクゾウさん(佐賀和三さん)のセレモニーが、

9月5日、朝9時から鵠沼海岸で行われました。

大崎のポイントに入り、ビッグウェーブに乗ったまま帰らぬ人となったボクゾウさん。

この日彼を偲び、サーファーや友人大勢集まりました。

インサイドには波がないのに沢山のサーファーが波待ちしていました。

「これから葬儀を行います、場所を空けて下さい!」ハンディー・マイクの呼びかけに

一斉に左右に散ったサーファー達。70名ほどのサーファーがパドリングしてアウトに向かいます。

サーファー達は花を口にくわえたり、花束をボードに載せたりしていました。

サーフィンしない人達は、波打ち際で見守ります。

あの日の翌日サーファー達は大崎に入りました。

息子の和樹君を囲み、輪になって手をつなぎ大きな輪を作りました。

この日も同じように大きな輪が作られました。

沖でサーファー達が「ボクゾウ!ボクゾウ!ボクゾウ!」と3回叫び、

手で水を跳ね上げました。浜でも皆が叫びます。

和樹君がボクゾウさんの骨を、大好きだった鵠沼の海に蒔きました。

白い粉がきらきら光ってとても綺麗でした。

さよならボクゾウさん!ありがとう!

とても素敵なビーチでのセレモニーでした。

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朝9時、鵠沼に集まった
ボクゾウさんの友人達。
セレモニーの会場の
引地川河口へ。
サーファー達はボードを片手に
アウトに向かいます。
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息子の和樹君が
持っているのが
ボクゾウさんの骨です。
アウトで散骨しました。
サーファー達が輪になって、
セレモニーが行われました
ビーチに戻ったサーファー達や
浜辺に集まった友人達へ
ご家族のご挨拶。


Moon Return