2002年 10月24日(木)青山の国連大学で「2002年国連デー記念シンポジウム」が開催されました。

今回のテーマは「ミレニウム開発目標の実現に向けて〜国連システムと日本の役割」です。

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『国連が誕生して57年目の今年、日本にある国連機関が一堂に会し合同で10月24日の国連デーを記念して
「ミレニウム開発目標」をテーマに公開シンポジウムを開催します。
2002年9月ニューヨークで開催された国連ミレニウム・サミットに参加した147の国家元首を含む190の加盟国は、
21世紀の国際社会の目標として国連ミレニウム宣言を採択しました。
このミレニウム宣言は、平和と安全、開発と貧困、環境、人権とグッドガバナンス (良い統治)、アフリカの特別なニーズ
等を課題として掲げ、21世紀の国連の役割に関する明確な方向性を提示しました。

そして、国連ミレニウム宣言と1990年代に開催された主要な国際会議やサミットなどで採択された
国際開発目標を統合し、一つの共通の枠組みとしてまとめられたものがミレニウム開発目標(MDGs:Milleniumu Development Goals)です。
MDGsは2015年までに達成すべき目標として 以下の8つを掲げています。
それらは、極度の貧困と飢餓の撲滅、普遍的初等教育の達成、ジェンダー平等の推進と女性地位向上、乳児死亡率の削減、
妊産婦の健康の改善、HIV/AIDS、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止、持続可能な環境の確保、そして
開発の為のグローバルリーダーシップの推進です。
この「国連デー」を記念してのシンポジウムはミレニウム開発目標についての理解を深め、目標達成の為の理解を深める事を目的としています。 』
(プログラムより抜粋)

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Half Moon の「世界中の子供達」を気に入って国連の歌にしようと働きかけてくれている、
友人の中野さんの紹介でシンポジウムで歌う事が決まりました。

プログラムにはシンポジウムで演奏する小室哲哉さんとともに紹介していただきました。
シンポジウム後のティータイムには沢山の方がいらっしゃって司会のマリ・クリスティーヌさんが
私たちを紹介してくださり和やかな雰囲気の中で「天使の微笑み」と「世界中の子供達」の2曲を歌いとっても好評でした。
国連スタッフの皆様(なぜか女性が多く約8割が女性です)も是非応援しますとおっしゃってくださりました。
中野さんもワシントンから駆けつけてくださり、素晴らしい国連デーとなりました。

今回の国連デーはすごい人気で、会議場の400名では入りきれず、2F、4F、5Fにディスプレーを置いて中継する程
多くの方がいらっしゃいました。申し込み締め切り前に定員をオーバーして ずっと断り続けたと聞きました。
申し込まれて断られた方ごめんなさい!

 
     
 
左:ティータイムでの演奏。世界中の子供達では「愛してる〜」のパートをを6カ国語で歌いました。
上: シンポジウムでは国連のコフィー・アナン事務総長からのメッセージが届けられました。

 
19の国連機関が初めて集まり、それぞれがブースで活動報告やパンフレットの配布をしていました。

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日時:2002年10月24日(木) 午後2時〜午後6時30分

場所:UN ハウス3F ウ・タント国際会議場 2F レセプションルーム

プログラム「ミレニアム開発目標の実現に向けて-国連システムと日本の役割」

2000年9月の国連ミレニウムサミットを受けてのシンポジウムとなります。

14:00〜 挨拶
14:05〜14:10 ビデオメッセージ コフィー・アナン国連事務総長
14:20〜 基調講演
15:00〜 パネルディスカッション
16:30 小室哲哉 トークと音楽
17:00〜ティータイム&Half Moon による演奏
18:30 終了


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