平成23年8月14日。気仙沼市本吉町日門漁港で平磯復興祭2011が開催されました。




東日本大震災で甚大な被害を受けた本吉町。
天保時代に誕生した伝統芸能「平磯虎舞」の太鼓はすべて流され、夏祭りの開催が危ぶまれていました。
震災直後から現地に駆けつけて様々な支援活動をしている鎌倉とどけ隊。マウイ島在住のプロウインドサーファー、岡崎知子さんも日本に戻り鎌倉とどけ隊として現地に滞在。太鼓が流された事を知りネットや友人を通じて太鼓の寄贈を呼びかけました。岡崎さんの友人で私のウクレレの生徒さんでもある吉川照美さんから太鼓の相談を受けました。
石川県白山市の老舗太鼓メーカー「浅野太鼓」の浅野理事長とはあるセミナーで知り合いお付き合いさせていただいていたので電話してお力添えをお願いしました。早速浅野太鼓の皆さんが現地に入り、たまたま見つかった泥水をかぶってしまった太鼓を引き取り皮の張り替えと胴の修理、縄の交換をして下さいました。
日本各地からも太鼓が集まり、何とか平磯虎舞が夏祭りで出来る事になりました。
我が家に眠っていた桶太鼓も提供させていただきました。(中央の小さくて黒い太鼓です。)

一ノ関からレンタカーで本吉町を目指しました。
途中多少道路がでこぼこでしたが、大きな被害はなく、のどかな田園風景でした。
本吉町に入ると景色は一転。瓦礫があちこちに散乱していました。
海沿いの高台は被害が少ないように見えますが、低い地点では津波で根こそぎ持って行かれていました。もちろん高台でも1階は津波の直撃を受け、中はグシャグシャでした。
会場の日門漁港には大漁旗が飾られ、準備の真っ最中。
漁港も瓦礫だらけだったのですが、お祭りが開催できるように地元の方と多くのボランティアの方々が片付けたそうです。

海沿いの道を走ると高台にかわいいお店が!
「メリーランド」というお店で地元の方や里帰りした家族で大賑わい!私は海鮮ラーメンと餃子、啓子は冷やしうどん。おいしく頂きました。
海から20メートルほどの高さにもかかわらずお店はすべて流されたそうです。
多くの方に励まされ、4月の末にお店を建て直し営業を再開したとの事。
アイスクリームや、クレープは復興へのおいしく、うれしい応援に思えました。

日門漁港も地盤沈下で堤防ぎりぎりに海水が上がっていて、大潮だったので駐車している車は水没する恐れがあるとの事。
地震の威力を思い知らされました。目の前に広がる海は穏やかで、美しく、大津波がおし寄せてきたなんて想像できません。
一日も早く復興して地元の皆さんが安心して暮らせる日が来る事を願ってやみません。
また今回は素晴らしい出会いが沢山ありました。この素晴らしい機会に心から感謝しています。
                        
                             琢磨 仁




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